ramen_taiwan

 ラーメン屋さんでよく見かける、「台湾ラーメン」。
 辛いですが、とても美味しいラーメンですね。

 そんな台湾ラーメンですが、実は、名古屋発祥なんですね。地元の話ですので、知っている人も多いかもしれません。

 1970年代に台湾料理店「味仙」の台湾人店主が作ったのが始まりだそうです。
  
 もともと、台湾で食べた担仔麺を日本で作れないかと思い、研究してできたそうです。
 店員用のまかない料理として作っていたものを、お客さんの要望で作ったところ、ぜひメニューに加えた方が良いと言われて、販売するようになってそうです。

 ただし、実はもともとの担仔麺は辛くなく、名古屋人の好みに合わせて味付けを辛くしたものだそうです。

 そのこともあってか、実は東海圏以外では台湾ラーメンはあまり売られていません。
 大都市で少し売られている程度で、地方ではほとんど見かけないようです。

 あまり他の地域では人気の出ない、名古屋向けの味なんでしょうかね。
 全国的なチェーン店の「餃子の王将」でも、東海圏限定の地域メニューのようです。


 ちなみに、「味仙」の店舗によっては、辛いのが苦手な人向けに、辛さ控えめな「アメリカン」、逆に辛さを増した「イタリアン」などもあるそうです。 
 興味がある人は一度食べてみると良いかもですね。

 筆者も大須にある味仙はよく食べに行きますが、とても美味しくオススメですね。